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the Top 5 Lists

音楽が最高!な映画 トップ5

テーマ曲を聴いただけで映画のワンシーンが鮮明に蘇ってきたり、その映画を観た当時の気持ちを思いだしたり。映画音楽には映像を補完するだけではない特別な魅力がある。そんな音楽が最高にいい映画TOP 5。みなさんのTOP 5もぜひコメントしてください。

Toru Hachiga

QUOTATION – Editor in chief

1
『炎のランナー』
白いトレーニングウエアを着て裸足で砂浜を走る男達。ある人物は真面目な顔で、ある人物は笑いながら。SF映画でもアクション映画でもないのに、気持ちを高揚させてくれるオープニングはヴァンゲルスの曲だからこそ。
2
『太陽がいっぱい』
ニーノ・ロータといえばフェデリコ・フェリーニ監督の映画やゴッドファーザーも素晴らしいが、個人的にはルネ・クレマン監督の『太陽がいっぱい』が好きだ。エンディングからラストにかけて流れるこの曲は、アラン・ドロンの魅力さながら、男の哀愁をつい感じてしまう。
3
『気狂いピエロ』
この映画のなかで赤いワンピースを着たアンナ・カリーナが白いスーツ姿のジャン・ポール・ベルモンドと踊りながら唄う「私の生命線」が好きだ。生命線が短いというなんとも不思議な内容の歌詞だけど、映画を見終わってもこの曲が頭から離れない。
4
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』
I Put A Spell On Youがいかしている。なかでもフロリダへ向かう車の中でエスター・バリントがこの曲を流すシーンがいい。劇中ほとんど笑顔を見せない彼女が曲をけなされ「Screamin’ Jay Hawkins は私のメインマンよ」と笑顔になる。その瞬間がとてもかわいい。
5
『恋する惑星』
クランベリーの「Dream」のカバー曲。オリジナルももちろんいいけど、フェイ・オンが唄う広東語バージョンがこんなに映画にしっくりくるとは、さすがはウォン・カーウァイ。男の哀愁ならぬ、女の子の愛らしさ溢れる曲で、いつ聞いても元気と優しさをもらうことができる。

Ayako Nakamura

UNZIP – Editor in chief

1
『ライフ・アクアティック』
セウ・ジョルジ本人がアコースティックギター1本でデビッド・ボウイの名曲を弾き語りするシーンが随所に登場。彼の弾き語りだけをまとめた「Life Aquatic Studio Sessions」は日曜の朝に聴きたいアルバムTOP 5に入るほど好き。
2
『リアリティ・バイツ』
90年代のジェネレーションX世代を描いたベン・スティラー初監督作品。ウィノナ・ライダーが親友とSqueezeのTemptedを大声で歌いながらドライブするシーンはまさに青春。そしてMy Sharonaを聴くと踊り出したくなるのもやっぱりこの映画の影響。
3
『SCRATCH(スクラッチ)』
オールドスクールの巨匠達をはじめ、DJ Q-bertなど蒼々たる顔ぶれのターンテーブリストが登場する音楽ドキュメンタリー。車窓からNYの街が見えるシーンで聴こえてくるGang StarrのDJ Premier in Deep Concentrationを宇田川町のレコード屋で探したのはいい思い出。
4
『パンチドランク・ラブ』
パンチの効いた、痛いほど純粋なラブストーリー。楽曲が印象的というよりはサウンドデザイン的な音の使い方がすばらしく、レビューにも「まるでよく出来たミュージカルかPVの様」と書いたほどの完成度。
5
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
性転換手術の不手際で、アングリーインチ(怒りの1インチ)が股間に残ってしまった歌手、ヘドウィグの魂の叫びに心臓鷲掴み。これぞロックの神髄!ヘドウィグのライブシーンは涙が止まりません。

Yuki Takeuchi

UNZIP – Editor

1
『ブエナビスタソシアルクラブ』
ライ・クーダーによって脚光を浴びたキューバ音楽の古老たちが、世界を舞台に奇跡の瞬間を生み出す。年を重ねることはなんて格好いいことなんだ、そう思わせてくれます。ヴェンダースの中でも屈指の名作。
2
『炎のジプシーブラス』
駅もない地図にものっていない!?東欧の辺境から出現したジプシー・ブラスバンド、ファンファーレ・チョカーリアが世界を席巻する様子を追った本作。高速で吹き捲くられるブラスのリズムとメロディが興奮と哀愁のダンスを生む!渋谷のど真ん中でも演奏しちゃってます。
3
『ONE PLUS ONE』
ローリング・ストーンズの名曲「悪魔を憐れむ歌」誕生の瞬間と、当時政治活動へ傾倒していたゴダールの精神が生んだ衝撃的なドキュメント。極色彩の映像のなかでブライアン・ジョーンズの姿になんとも言えない哀愁を感じる。
4
『真夏の夜のジャズ』
1958年のニューポート・ジャズ・フェスティバル。残念ながらカットされてしまった演奏もあるが、アニタ・オデイやセロニアス・モンク、サッチモなどジャズの巨匠たちの名演と、当時の雰囲気が伝わる洒落た着こなしの聴衆たちがスナップのように切り取られた、まるで一夜の夢のような時間。
5
『庭にお願い』
菊地成孔や石橋英子、岸野雄一なども絶賛する異才、倉知久美夫に世界に迫る。そのあまりにも独特すぎる歌詞とその音楽に一度はまったら忘れられないこと必至。監督は冨永昌敬。