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エドワード・ヤン監督『恐怖分子』
エドワード・ヤンの名前を一躍知らしめた、幻の傑作が​19年ぶりにスクリーンによみがえる!

恐怖分子

ホウ・シャオシェンと並び80年代、90年代の台湾ニューシネマを牽引した映画監督エドワード・ヤンの長編3作目であり、彼の名を世界に知らしめた傑作『恐怖分子』。幻の傑作とも言われ、DVDはおろか劇場での再上映もされてこなかった本作が、デジタルリマスター版で、ついに19年ぶりの劇場公開を果たす。

2007年、59歳の若さで亡くなるまで、『カップルズ』(1996)『ヤンヤン 夏の想い出』(2000)など、作品ごとにまったく異なる作風で計7本の長編と1本の短編を監督したエドワード・ヤン。『恐怖分子』は彼の出世作であり、決して多くはないフィルモグラフィのなかでも謎の多いストーリーと精緻な構成がファンを魅了してきた作品。

1980年代の台北を舞台に、現代人の抱える狂気と孤独を浮き彫りにする

銃声が響き渡る朝。警察の手入れから逃げだした混血の少女シューアン。その姿を偶然カメラでとらえたシャオチェン。上司の突然の死に出世のチャンスを見出す医師のリーチョンと、執筆に行き詰まる小説家の妻イーフェン。何の接点もなかった彼らだが、シューアンがかけた1本のいたずら電話が奇妙な連鎖反応をもたらし、やがて悪夢のような悲劇が起こる……。少女の何気ない行為が見知らぬ人々の平穏な日常生活を破壊するように、誰もがまた知らぬ間に他人を傷つける「恐怖分子」になり得るという、現代社会が抱える危機。結婚の破綻、少年少女の犯罪、不正行為、暴力の衝動。人々が日常のなかに隠していた狂気と孤独を描き出す本作は、独創的なミステリー群像劇である一方で、現代に生きる私たちすべてに通じる普遍的な人間ドラマである。

3月14日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
『恐怖分子』 http://kyofubunshi.com/
上映期間中には、エドワード・ヤンのデビュー作を収録したオムニバス映画『光陰的故事』も併映


©CENTRAL PICTURES CORPORATION

『恐怖分子』
(原題:恐怖份子)

3月14日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

監督:エドワード・ヤン
脚本:エドワード・ヤン シャオ・イエー
出演:コラ・ミャオ リー・リーチュン、チン・シーチェ、クー・パオミン、ワン・アン、マー・シャオチュン、ホアン・チアチン

1986 年 台湾金馬最優秀作品賞
1987 年 ロカルノ国際映画祭銀豹賞、アジア太平洋映画祭最優秀脚本賞
1988 年 ペサロ映画祭最優秀監督賞、カンヌ映画祭「ある視点」部門出品

配給:フルモテルモ× コピアポア・フィルム
提供:ワコー
宣伝:カプリコンフィルム


1986 年 | 香港・台湾 | 109 分

オフィシャル・サイト

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