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[スチュアート・リトル２]
STUART LITTLE 2
2002年7月20日（土）、日劇3ほか全国東宝洋画系にて夏休みロードショー 監督：ロブ・ミンコフ/脚本：ブルース・ジョエル・ルビン/出演：ジーナ・デイビス、ヒュー・ローリー、ジョナサン・リップニッキー、マイケル・Ｊ・フォックス（声）、ネイサン・レイン（声）、メラニー・グリフィス（声）、ジェームズ・ウッズ（声）ほか （2002年/アメリカ/配給：ソニーピクチャーズ・エンタテインメント） ∵公式サイト |
 Stuart Little 2: TM & (c)2002 Columbia Pictures Industries,Inc. All Rights Reserved. |
【STORY】
舞台はニューヨーク。リトル家のパパ(ヒュー・ローリー)とママ(ジーナ・デイビス)は養護施設のたくさんの子供達の中から、小さな白いねずみのスチュアート（声：マイケル・J・フォックス）を養子に迎えた。スチュアートが、様々な冒険を通して、家族愛、友情を学んでいく姿を描いた『スチュアート・リトル』から2年…。スチュアートはリトル家の一員として、兄のジョージ（ジョナサン・リップニッキー）と一緒に小学校へ通い、サッカーチームの選手として、家族の心配をよそに元気一杯の日々を送っている。そんな彼にも悩みがあった。ママは赤ちゃんの妹、マーサにかかりきり。ジョージは友達とTVゲームに夢中で、愛猫スノーベル（声：ネイサン・レイン）にさえなかなか相手にしてもらえない。寂しくなったスチュアートは自分と同じ目線の友達が欲しくなる。そんなある日、学校からの帰り道、車を運転するスチュアートの助手席に、空から小鳥が落ちて来た。羽を傷つけた彼女はマーガロ（声：メラニー・グリフィス）と名乗り、意地悪な鳥、ファルコンに追いかけられていた。ファルコンはマンハッタンの動物を恐怖に陥れる悪の権化で、彼の命令に従わなかったために追われているのだとマーガロは説明する。勇敢にもマーガロを守ったスチュアートは、彼女を家に連れて帰り、介抱する。たちまちリトル家に受け入れられたマーガロは、リトル家の優しさに、次第に愛情を抱くようになる。またスチュアートもマーガロに恋心を抱きはじめるが…。
【REVIEW】
正直、ここまで面白い映画だとは思っていなかった…！『スチュアート・リトル』はもちろん好きな映画だったけれど、所謂パート2モノって、どうしても2番煎じの印象が拭えないものが多いからだ。今作では、恋をしたり、冒険をしたりしながらも成長していくスチュアートと、スチュアートを見守るリトル家の姿が描かれている。リトル家は相変わらずいい人だらけ。家族全員悪意がなくて、気持ちのいい一家だ。そんなリトル家の夫婦間にも、スチュアートに自由を与えるかどうか？というちょっとした対立が起きている。ママは“小さすぎる”スチュアートが心配で、放任しておくことが出来ないのだ。サッカーの試合に出場すればボールともどもゴールに飛び込む羽目になるスチュアートに、ママはいつも冷や冷やしっぱなし。「子供が成長するためには、ある程度権限を与える必要がある」と考えるパパは、そんなママをいつもたしなめている。でもそれもこれも、スチュアートを愛するからこそ。リトル一家の家族愛は、この映画の見どころの一つだ。
“大きなハートの小さなヒーロー”スチュアートの声を演じるのはもちろん前作同様、“リトル・ビッグ・スター”マイケル・J・フォックス。スチュアートの動きや表情はマイケルが乗り移ったかの様にリアル。それもその筈で、まずはマイケルの演技をビデオに撮り、それをもとにスチュアートの動きや表情を組み込んでいるのだとか。この映画の中のスチュアートはマイケルそのもので、ファンにとっては嬉しい限りである。
大笑いしたり、泣いたり、感動したり。そして最後にはなんとも言えずハッピーな気分にしてくれる、最高の映画。子供向けだと偏見を持たずに、大人にこそ観て欲しい作品だ。
Text：nakamura [UNZIP]
Copyright
(c) 2002 UNZIP
舞台はニューヨーク。リトル家のパパ(ヒュー・ローリー)とママ(ジーナ・デイビス)は養護施設のたくさんの子供達の中から、小さな白いねずみのスチュアート（声：マイケル・J・フォックス）を養子に迎えた。スチュアートが、様々な冒険を通して、家族愛、友情を学んでいく姿を描いた『スチュアート・リトル』から2年…。スチュアートはリトル家の一員として、兄のジョージ（ジョナサン・リップニッキー）と一緒に小学校へ通い、サッカーチームの選手として、家族の心配をよそに元気一杯の日々を送っている。そんな彼にも悩みがあった。ママは赤ちゃんの妹、マーサにかかりきり。ジョージは友達とTVゲームに夢中で、愛猫スノーベル（声：ネイサン・レイン）にさえなかなか相手にしてもらえない。寂しくなったスチュアートは自分と同じ目線の友達が欲しくなる。そんなある日、学校からの帰り道、車を運転するスチュアートの助手席に、空から小鳥が落ちて来た。羽を傷つけた彼女はマーガロ（声：メラニー・グリフィス）と名乗り、意地悪な鳥、ファルコンに追いかけられていた。ファルコンはマンハッタンの動物を恐怖に陥れる悪の権化で、彼の命令に従わなかったために追われているのだとマーガロは説明する。勇敢にもマーガロを守ったスチュアートは、彼女を家に連れて帰り、介抱する。たちまちリトル家に受け入れられたマーガロは、リトル家の優しさに、次第に愛情を抱くようになる。またスチュアートもマーガロに恋心を抱きはじめるが…。
【REVIEW】
正直、ここまで面白い映画だとは思っていなかった…！『スチュアート・リトル』はもちろん好きな映画だったけれど、所謂パート2モノって、どうしても2番煎じの印象が拭えないものが多いからだ。今作では、恋をしたり、冒険をしたりしながらも成長していくスチュアートと、スチュアートを見守るリトル家の姿が描かれている。リトル家は相変わらずいい人だらけ。家族全員悪意がなくて、気持ちのいい一家だ。そんなリトル家の夫婦間にも、スチュアートに自由を与えるかどうか？というちょっとした対立が起きている。ママは“小さすぎる”スチュアートが心配で、放任しておくことが出来ないのだ。サッカーの試合に出場すればボールともどもゴールに飛び込む羽目になるスチュアートに、ママはいつも冷や冷やしっぱなし。「子供が成長するためには、ある程度権限を与える必要がある」と考えるパパは、そんなママをいつもたしなめている。でもそれもこれも、スチュアートを愛するからこそ。リトル一家の家族愛は、この映画の見どころの一つだ。
“大きなハートの小さなヒーロー”スチュアートの声を演じるのはもちろん前作同様、“リトル・ビッグ・スター”マイケル・J・フォックス。スチュアートの動きや表情はマイケルが乗り移ったかの様にリアル。それもその筈で、まずはマイケルの演技をビデオに撮り、それをもとにスチュアートの動きや表情を組み込んでいるのだとか。この映画の中のスチュアートはマイケルそのもので、ファンにとっては嬉しい限りである。
大笑いしたり、泣いたり、感動したり。そして最後にはなんとも言えずハッピーな気分にしてくれる、最高の映画。子供向けだと偏見を持たずに、大人にこそ観て欲しい作品だ。
Text：nakamura [UNZIP]
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(c) 2002 UNZIP