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| 『フォー・ウェディング』『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』などの製作でお馴染みのワーキング・タイトルから、笑えて泣けて心温まる群像劇『ラブ・アクチュアリー』が届いた。19人もの面々がおりなす様々な愛の形は、先に挙げた3作品の脚本家でもあり、本作で監督デビューしたリチャード・カーティスによって描き出される。そして、本作で秘書に恋をする首相を演じたヒュー・グラントが本作のプロモーションのために来日となった。彼の本当なのか冗談なのかわからないコメントやジョークまじりの回答に場内は笑いに包まれ、かなり賑やかな来日記者会見となった。 |
| 東京に戻って来られて大変嬉しく思います。日本に来るのはとても楽しみなんです。映画が出来上がってから、出演した大勢の共演者達と世界中をキャンペーンで回りました。彼等の話は僕は全部聞いていますので、どの俳優さんへの質問でも僕が代わりに全部答えられますので、よろしければ彼等へのご質問もどうぞ。 私は恋愛のエキスパートではないので、答えるのは難しいですね。そういう演技をしてお金をもらう俳優ですから(笑)。 私は今までキャリアを積んできましたが、全部シュワルツェネッガーをモデルとしてやってきました。今まで沢山アクションもやりましたし。ですから、彼のあとを継いで、次のカルフォルニア州の知事に立候補しようと思っています。 |
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首相に対してのアドバイスは無いですけど、私がもし権力を手にする立場にあったら、思い切りそれを乱用したいですね。女性は権力に弱いですから、権力を使うチャンスを逃す手はないと思います。それで女性をものにします。 もちろんトレーニングは一切しておりません。自分が生きている中であんなに嫌だったことはありませんね。あのシーンは脚本の読む上では良いんですけど、実際にやるのはかなり恥ずかしくて、映画史に名を留める最悪のシーンだと思います。リズム感が良く見えるのは編集で合わせてくれているんです。 私のキャリアは全て彼のおかげなので、いつも優しく接しさせていただいています(笑)。今回は脚本家だけではなく監督も兼任していたので、私にとっては気持ちよく撮影に臨めました。というのも、今までは監督が別にいたので、彼が現場に来ると、監督が台詞を変えるんじゃないかとカリカリしながらそばで見ていることが常でしたから、監督を兼任することでそういう緊張感がなくなり、仕事がしやすくなったんです。 |
| 私は音楽に対してはまったく音痴で、好きな曲もないし音楽の話はやめてください(笑)。家の中で映画のサントラを聞くだなんてとんでもないですよ。 私は女性に関しては、内面を見ます。それと人格を見ます。そこが一番で他のことは気にしません。・・・もし私の言葉を信じるならば、あなたは世界中のどんなことでも信じられますよ。 英国では拍手喝采でしたけど、米国では嫌われましたね。でも、あのシーンは意図的に米国を批判しているわけではなくて、最初のシナリオの設定ではフランスの大統領でした。国と国が敵対関係にないとあのシーンは活きてこないのですが、英国とフランスは大きな摩擦が無いので、大きな対比が出来る米国にしたのだと思います。 |
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この映画に出てくるロンドンは実際のロンドンよりも清潔で魅力的に映っています。女優さんが化粧をすると綺麗になるように、撮影のためにメイクアップされたロンドンなんです。でも、私はロンドンに住んでいますけど、ケンジントンパークやハイドパークといった公園はとても素晴らしいです。 長いこと一緒に仕事をしているので、私にとっては旧友のような関係にあります。どういう製作会社が良い製作会社かというと、お金は出すけど口は出さない会社が一番なんです。ワーキングタイトルはそういう会社なので非常にやりやすいですね。 理由は二つあると思います。一つは笑える作品だからだと思います。ラブコメディは沢山あるけれど、本当に笑える作品はそうあるものじゃなくて、これだけきちんと笑わせてくれる作品は珍しいです。もう一つはこの映画が発するメッセージに人々が納得してくれたからだと思います。この世の中は嫌なことばかり報道されるけれど、実際観てみると、愛はたくさんあるんだという前向きなメッセージが人々に受け入れられたんだと思います。ついでながら、そういったメッセージに私が必ずしも同感するわけではありません。 |
良い俳優はリサーチをするものですが、私は滅多にリサーチをしません。今回英国の首相を演じるということで、「英国の政治」という本を読み始めましたけど、あまりにも退屈なので1章で読むのを止めてしまいました。自分が演技のもとにするのはシナリオなんですけど、監督の処に何度も行って、僕のここの場面をもっと面白くしてくれといつもお願いしていました。特に注文をつけたのは、首相をパーフェクトな善人にしないで欲しいとお願いした点です。監督がものすごくいい人なので、出てくる人がみんないい人に書かれてしまうんですよ。でも、政治の世界にいるプロの人ですから、あまりパーフェクトな人として描かないで欲しかったんです。 この映画はエピソードがいくつもある作品なので、みんなが一同に介することがないんですよ。だから現場では会いませんけど、普段俳優仲間として会ったりしたときは、相手をサポートしているような態度を取っていますね。裏ではこいつ失敗すればいいのに…と思っていますけど(笑)。共演した俳優達は古くからの友人です。エマ・トンプソンも大好きな女優ですし、素敵な女性です。コリンは友達ですけど俳優としてはたいしたこと無いですね。人間としてはとても良い奴です。 アメリカに女を探しに行った男の子ですね。あれは真実味がありました。コリンの話は私には受け入れられませんが、それは彼の演技力の問題だと思います(笑)。 |
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彼は今回初めて監督をしたわけですが、今まで裏方に徹してきた人が監督になったということで、お山の大将になって権力に溺れるようなを態度を振りかざしていました…というのは冗談ですが、監督としては、色々な場面の撮り方をする人ですね。シナリオ通りの場面を撮って良ければ、次はこっちから撮ってとかあっちから撮って…というような撮り方をして、編集室に入ったときにいくらでも選択肢を用意しておいて、ベストなシーンを選ぶようにしていましたね。 『オズの魔法使い』では西の魔女が出てきたときに怖くて泣きました。あまりにも泣くのでお母さんが劇場から連れ出したんです。僕の誕生日だったんですけどね……30歳の。ピーター・セラーズの作品はみんな面白かったです。『ピンクパンサー』とかも面白かったかな。 |
リチャード・ジェイムズというロンドンのブランドですが、40歳を越えないと似合わないと思いますね。40歳未満の若い人はベッカムを見習うべきでしょう。 そういう仕事しか来ないんですよ。他の役どころも演じていますけど、誰も見てくれないんですよね。 まずは製作費が違いますよね。この作品もイギリスでは随分お金のかかった作品ではありますけど。一番違うのはセットの雰囲気じゃないでしょうか。イギリスではお金のかかった作品を作るとイベントになるので、働く人はパーティーのように盛り上がって作るんですけど、ハリウッドではビジネスなので、車を作るように流れ作業で作り上げていくので、淡々とこなしているんです。その辺が違うのではないでしょうか。 |
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とにかく自分の強い点は企画の選び方が巧いところだと思います。自分から出演を断った作品でヒットした映画は無いですね。自分が出た作品は全てヒットしているので、目が利くのだと思います。僕がどういう人間なのか僕自身が判っていないですから、他の人も判らないと思います。人は演じている僕を見て気に入ってもらえていると思うんですよね。難しい質問ですね、すみません。 私自身は特にアメリカの女性が好きなわけではないですし、日本の女性はやわらかくて傷つきやすい弱さを持っていて好きです。でも、日本の女性は見ただけでは判らない深い怖さも持ち合わせていますよね。 Text&Photo:うたまる(キノキノ) |
『ラブ・アクチュアリー』記者会見にて… fumiko asada ベージュのスーツ(UKの大人向けブランド、Richard James)に身をつつみ、颯爽とあらわれたヒュー・グラントは見た目の通りの色男でした。その少し皮肉めいたおしゃべりもユーモアがあり、まるで映画の中から飛び出してきたよう! ヒュー・グラントが演じる多くの役柄は、なかなか本性をあらわにしない”子供みたいな大人の男”。そしてそういう男性に女性は弱いもの。何かと私生活での女性問題が話題になるヒュー・グラントですが、どこで誰と何をしようとどうだっていいじゃない。だってヒュー様なのだから…。 |
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