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『ゲット・ラウド』IT MIGHT GET LOUD

新たな傑作音楽ドキュメンタリーの誕生!

レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ。U2のジ・エッジ。ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト。3世代のギター・スターが、自らの言葉で音楽、ギターについて語り、そして3人による奇跡のような一夜限りのジャムセションがはじまる−。

アカデミー賞にも輝いたドキュメンタリー『不都合な真実』のデイヴィス・グッケンハイム監督による至高の音楽ドキュメンタリーは、ジャック・ホワイトが廃材を使ってギターを作る印象的なシーンから始まる。ジャック・ホワイトはナッシュビル、ジミー・ペイジはロンドン、ジ・エッジはダブリンでそれぞれのルーツを訪れ、貴重な映像とともに3人のギターへの思い、自身の音楽スタイル確立、そして、いかにして現在の栄光を獲得したかが語られる。それは「ギター」というひとつの楽器を通して「人生」というテーマにもつながり、観る者の心に強くなにかを残してくれるはずだ。

その貴重な映像を少しだけ紹介しておくと、ジミー・ペイジは初公開となるロンドン郊外の自宅で彼のお気に入りのアルバムを紹介してくれ、ジ・エッジは16〜17歳当時、初めてU2のメンバーと出会った学校へと連れて行ってくれる。そして、ジャック・ホワイトはカメラ前でオリジナル曲を作曲、披露してくれる。これだけでも相当なものだけども、この後に3者はジャムセッションを行うのだ。この奇跡のような瞬間のジミー・ペイジの優しげな表情やジ・エッジの楽しげな雰囲気、ジャック・ホワイトの情熱は、観ているだけで心熱くなる。

もちろん、この3者以外にも数多くの偉大なギターヒーローがいる。自分だったらこの人選だと、いろいろ思い浮かべる方も多いだろう。その想像だけでも会話が盛上がるほど、この世界は奥深い。もしかしたら、新たな人選で「ゲット・ラウド2」や「3」が制作されるのではないかと想像するだけでも、実にワクワクしてくる。


Reviewer : yuki takeuchi

ABOUT THIS FILM

2011年9月9日(金)より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ他全国ロードショー
(2009年 / アメリカ / トーマス・タル・プロダクション製作 / カラー / ヴィスタサイズ / 1時間38分 / ドルビーSDR / 字幕監修:小林克也 / 字幕翻訳:SAM KATSUTA(OASIS) / 字幕協力:須永珠生 / 提供:ソニー・ミュージック・エンタテインメント / 配給:アスミックエース)

監督:デイヴィス・グッケンハイム / プロデューサー:トーマス・タル、デイヴィス・グッケンハイム、レスリー・チルコット、ピーター・アフターマン / 撮影:ギレルモ・ナヴァロ、エーリッヒ・ローランド / 編集:グレッグ・フィントン

出演:ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト

TRAILER