『SCRACTH』公開初日にテアトルタイムズスクエアで催されたトークショーの後、DJ HASEBEに話を聞くことができた。HASEBE氏が語る『SCRATCH』の魅力。

Q:映画『SCRATCH』はどうでしたか?

80年代からの、アフリカ・バンバータやグランド・ミキサーDXTなどの大御所が出て来て、ターンテーブリズムにかたよらずにヒップホップの歴史が学べるところがいいですね。

あと、Jazzy Jayのレコード部屋にはびっくりしました。あれ…カビが生えてるんじゃないかって(笑)


註:ジャジー・ジェイは約3万5千枚のレコードを所有。『SCRATCH』では彼のブルックリンの自宅でのインタビューを紹介している。

Q:HASEBEさんも、この映画に出てくるアーティスト達に影響を受けましたか?

そうですね。DJプレミアとか、アフリカ・バンバータとか。自分はターンテーブリストじゃないんですけど、クラブDJにも学ぶところがありますね。

Q:UNZIPの読者にはヒップホップに全く興味のない人もいると思うのですが、そういう人に向けて一言お願いします。

ひとつのカルチャーの記録として見ることができるんじゃないかな。グラフィティとかはアートとして感心がある人もいるだろうし、そういうところからヒップホップに興味を持って、入って来てくれてもいいなと思います。


取材協力:ZIMA


ZIMA Presents
DJ HASEBE+RYU
トークショー
トークショー当日、HASEBE氏はRYU氏と共にZIMAを飲みながら登場した。『SCRATCH』上映期間中は、恵比須のカフェバー4店でZIMAをベースにしたオリジナルカクテルを飲むことができる。見つけたら是非試してみたい。
→詳しくはZIMAホームページへ

→特集『SCRATCH』トップページへ
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